畳工事

そもそも畳ってどんな構造なの?

計測基本的には、①畳表(たたみおもて)②畳縁(たたみべり)③畳床(たたみどこ)の3つから構成されています。

お部屋の大きさ・厚みは全て違いますので、畳屋が一枚一枚オーダー品を作っております。

畳替えは基本3種類あります

畳表替え

(たたみおもてがえ)
畳表替え表面の畳表(たたみおもて)と畳縁(たたみへり)を新しくします。畳床(たたみとこ)はそのまま使用

工期:1日~2日

裏返し

(うらがえし)
裏返し表面の畳表(たたみおもて)を剥がし、裏面にして縫い付けます。畳縁(たたみへり)も新しくなります。

工期:1日~2日

新畳(新調)

(しんどこ・しんちょう)
新畳全て新品です。

工期:寸法計測約1時間
入替時間:約1時間~

畳替えの流れ

1.お見積

お問い合わせいただいた後、サンプルを持参しますので、お手にとっていただき納得がいく品物をお選びください。

お問い合わせ

2.工事日に畳を引き取り(表替え、裏返しの場合)

  • まず最初に畳に隙間、凹凸、段差などがないかチェックします。(このときにマジックで字を書き込みます)
  • 畳を引き上げはじめます。
  • 畳の下(荒床)を掃除します。業務用掃除機で掃除します。
  • 大きな家具等は専用器具で滑らせ、仮設畳の上に移動します。
  • 家具の後ろ側は普段掃除できませんので、長年のほこりがたまっています。もちろんお掃除させていただきます。

3.工場で畳工事

  • 畳の寸法を測ります。全て畳の寸法が違うので、きっちり測ります。
  • 縫い付けてある糸を切って、抜き取ります。
    付いている畳縁(たたみべり)、畳表(たたおもて)も剥がします。
  • 畳床(たたみどこ)と畳表(たたみおもて)の間を掃除します。この部分は長年のほこりがたまっています。
  • 隙間があったところには、藁やイ草の切れ端を足して調整します。
  • 凹凸があった場所には藁やイ草を足して調整します。
  • (表替えならば)新しい畳表と畳縁を縫い付けて完成です。
beforeafter

4.納品

仕上げ

  • 敷きこみ後、段差調整をします。
  • 畳拭きをして仕上げです。

新畳の場合の流れ

  • 畳の場合、事前にお部屋の寸法を計測させていただきます。このときに多少家具を移動します。(お部屋の角、端を絶対に測らなければならないためです。)
    1部屋で30分~1時間程度かかります。
  • 当店の場合、既存の畳を敷いたまま計測することもできます。なので、お部屋は汚れずにそのままです。
計測した図面をもとに、数日の間に工場で製造します。
工事日に既存の畳を引き上げ、畳の床下を掃除した後、新畳を敷きこみます。1部屋で約30分~1時間程度かかります。